ネット広告でよく見かけるWebの仕組み化、自動化の文字。なんだかラクそう!というイメージで捉えている方が多いかもしれませんね。
でも、この2つの意味や違いをきちんと理解している人は、意外と少ないです。

・・・という訳で今回は、Webの仕組み化、自動化について詳しく解説していきますね!
仕組み化とは
仕組み化とは『属人性を排除し、いつでも、どこでも、誰が行っても同じ成果を出せる方法を構築すること』を指します。
「マニュアル化」「オートメーション化」という表現が分かりやすいかなと思います。
しかし、私たち個人起業家はひとりで仕事をしているので、複数の人が対象の仕組み化とはちょっとニュアンスが違ってきますよね。
そこで、デザアカでは「集客の仕組み化」を、こう定義することにしました。
集客から販売まで継ぎ目のない1本道をつくること。
つまり、「集客動線をつくる」ということです。



その集客動線の意味が分からないんですよ〜!
という方へ、今日は、
- 集客の仕組み化
- 集客の自動化
- 集客動線とは
この3つについて解説していきますね!
突然ですが、皆さんはコンビニやスーパー、その他のお店などで、こんな光景を見たことはありませんか?


商品を買おうと、レジの精算口付近に行ったら、足元にシールが貼ってあって、そのシール通りに順番を待つ・・・。
きっと1度は経験をしたことがあるのではないかと思います。
シールのおかげで、「こっちに来てください!」「商品を買ってください!」と誘導しなくても、勝手に買いに来てくれますよね。
これが集客動線、そして仕組み化のイメージです。
つまり、お客様が自分からレジまで商品を買いに来てくれるような仕掛けをつくること。
実際には、レジ前だけではなく、お客様がレジに来るまでのアクションがいくつかありますよね。
それらも含めた動線をWebに置き換えるとこうなります。
Webだと広告、SNS、Youtube、ブログなどがこれにあたります。
Webに置き換えると、
- 扉→ランディングページ(またはWebページ)
- 店内→LINEやメルマガ
がこれに当たります。
誘導→メルマガやLINEでの商品のオファー
レジ→お申し込みページ
と言ったところでしょうか。
いきなり高額商品は買ってもらえる可能性が低いので、まずはお試し商品を売るのが鉄板です。
この流れを図式化するとこのようになります。


自動化とは
自動化とは、上記で説明した「仕組み化」の手動で行っている一部または全部を、人の手がかからないようにすることです。


たとえばインスタからLINEに友だち追加を促し、動画講座を売るなら・・・
- インスタの発信でLINEの友だち追加を誘導する(手動)
↓ - 友だち追加した瞬間から、ステップ配信開始(自動)
↓ - ステップ配信の最後に動画講座をオファー(自動)
↓ - お客様が「ほしい」とメッセージを送ると、自動で支払先返信(自動)
↓ - 支払いが完了したら自動返信で動画講座のアクセス先を送る(自動)
こんな流れを組むことができます。
この場合だと、SNSの発信は手動なので「半自動化」、広告で集客すれば「全自動化」となりますね。
なぜ仕組み化が必要なの?
ひとり起業のマンパワーと時間には限界があるからです。
人に等しく与えられた時間は24時間です。
もし、あなたが、
- アメブロの記事にフォームへのリンクを貼り、商品を販売している
- インスタで「商品の購入はDMで!」と販売している
のであれば、とても効率が悪いと言えるでしょう。
なぜなら、
- 商品に興味のない人にまでアプローチしている
- 一期一会の出会いを逃してしまったら、二度と商品を買ってもらえない
- 購入する人が多くなればなるほど、あなたの時間がどんどん無くなる
からです。



起業間もない方でも、あらかじめ「仕組み」を作っておけば、最小の労力で最大の成果をつくることができますよ!
まとめ
集客の「仕組み化」「自動化」、理解していただけましたか?
世の中には様々なWebツールがありますが、単体で使うのではなく「仕組み化」するためにそれぞれのツールを「つなげる」ことが重要です。
あなたの商品はレジ誘導シールのように、お客様が勝手にレジに来てくれる仕組みになっているか?見直してみてくださいね。